ワーク・カフェ★オーナーズの澤田です 当NPOメンバーの山口が書いた、 「第二回 ワーク・カフェ」のレジュメに掲載したコラムを載せます。 働く人なら誰もが(?)経験するサービス残業について記載していますので、他人事ではない気持ちで読んでいただけるのではないかと思います(公務員でもサービス残業はごくフツーのことだそうです)。 海外研修に行った時の話です。 フランスのヴァンスに滞在していたのですが、まだ日も明るい午後6時、小腹が空いたのでつまみでも買いにいこうと外をぶらぶらしていました。しかし、歩けど歩けどコンビニもスーパーも出てきません。気づけば、営業しているのはBARばかりなんです。 後で知ったことですが、実は、フランスとかオランダでは午後5時になると一斉にどのお店もピシャリとシャッターを閉めてしまいます。アフター5は国民の自由時間だ。サービス残業なんて考えられないよ。。これが当然のお国柄なんだそうで・・。一方、日本人は働くということに とても真面目で熱心なように感じます。サービス残業してなんぼ!(言い過ぎか…笑) 海外から日本を見れば、少し日本人は働き過ぎなのかもしれません…。日本から海外を見れば、そんなんでいいの?って感じ。 どちらがいいのかは難しいはなしです。 だけど、毎日休む時間もなく、疲れを残したまま、また明日頑張る生活はやっぱり大変だと思います。その日の疲れをその日に癒して、身も心も元気満タンで明日も頑張れる生活ができるなら私はそっちの方がいいなって思います。 それに「サービス残業」は残業代が出ない残業を意味しますから、今の日本の法律(労働基準法第37条~賃金不払い残業の禁止~)には違法となります。 私としては賃金で その日の労働に利用した時間と労働力、それから労働による疲れを回復させるために必要な金額分は保障してほしいと考えますので、「サービス残業」ではなく働いた分の賃金は払ってほしいと思います。また、時間外労働・休日労働が45時間を超えて長くなるほど業務と脳・心臓疾患の発症の関連性が強くなると厚生労働省も認めています。 複雑化・多様化する現代の社会では、求める働き方も人それぞれだと思いますがこのワーク・カフェも そんな「自分に合った働き方」を探る一助になればと思います。 ワーク・カフェ★オーナーズ 山口 最後までお読みいただいてありがとうございました これからも「ワーク・カフェ★オーナーズ」をよろしくお願いします
海外
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